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ジムの種類についてご紹介!自分に合ったトレーニングジムの選び方

監修者 : NSCA認定トレーナー 小林広和

ダイエットやボディーメイク、健康維持などを目的として、スポーツジムやフィットネスクラブなどを利用したいと考えている人もいるでしょう。ひと口にジムといっても、その種類は多種多様です。どんな目的でジムを利用するのかによって、最適な選び方は変わってきます。

そこで今回は、NSCA認定トレーナー 小林広和監修の基、ジムの種類や選び方のポイントを紹介します。「これからジムを利用したい」「どれを選べばよいのかわからない」という人は、ぜひ参考にしてください。

トレーニングジムの種類をご紹介

トレーニングジム

トレーニングジムの主な種類には、公営ジムと総合ジム、特化ジムとスタジオ、およびパーソナルトレーニングジムの5つがあります。

ジムの多くは民間企業によって運営されていますが、公営ジムの運営者は地方自治体です。

自分の目的に合ったジムの種類を選ぶこと

ジムの利用でもっとも大切なことは、自分の目的に合ったジムを選ぶことです。

たとえば、「健康のために定期的な運動がしたい」と思っている人が、ハードな運動や厳しい食事制限が課されるジムに行っても長続きしないおそれがあります。ジムの利用料金は高額になるケースも珍しくないため、ミスマッチをできる限り避けることが大切です。

ここからは、5種類のジムについてそれぞれ詳しく解説します。「自分に合ったジムがどれなのか」をしっかり確認しましょう。

監修 パーソナルトレーナー

NSCA認定トレーナー 小林広和 コメント

まずとても大切なのが、通い続けられる場所にあるかどうかということです。自分で運動を始める、続けるということは継続できる環境にあるかどうかが大切です。

そこから自分の行く時間に混み合っていないか、機械の設備がどうかを重視してジム選びを行うと良いかと思います。

市が運営している公営ジム

公営ジムは、市区町村などの自治体が運営しているジムです。体育館や多目的スペースなどの公共施設内にジムスペースが併設されているケースが一般的で、通常1回ワンコイン以下で利用できます。

運営を民間企業に委託している場合も多く、スタッフやインストラクターが常駐していれば簡単なサポートは受けられます。ただし、基本的にマンツーマンでの指導には対応していません。

公営ジムの平均相場は?

公営ジムの平均相場は1回あたり500円以下と非常にリーズナブルです。10回利用できる回数券や、1カ月~半年間使える定期券などを発行している公営ジムもあります。

たとえば、東京都板橋区にある「上板橋体育館」のトレーニングルームは、1回420円で利用できます。11回回数券と1カ月定期券はどちらも4,200円です。一方、大田区にある「大森スポーツセンター」の利用料金は、1回330円、11回回数券は3,300円となっています(いずれも2020年7月時点)。

公営ジムのメリットは?

公営ジムの一番のメリットは、低価格で利用できることです。ほとんどの公営ジムは年末年始を除いて年中無休で夜遅くまで営業しているため、空いている時間帯があれば安く快適にトレーニングができます。

設備の充実度は施設によって異なり、民間企業が運営に当たっている公営ジムなら一般的なジムと比べても見劣りしません。特に、スタジオ用のプログラムは比較的充実している場合が多いです。

公営ジムのデメリットは?

公営ジムのデメリットとして、マンツーマンでの専門的な指導が受けられないことや、型落ち品などの古い器具が使われているケースが多いことが挙げられます。

マシンやトレーニング器具の数が少なかったり利用者が多かったりすると順番待ちが発生しやすく、自分のスケジュールに合わせた利用ができないこともあります。内装や設備が控えめで、物足りなさを感じやすい点もデメリットの1つです。

こんな人にオススメ!

公営ジムは民間のジムに比べると利用料金が格段に安く、「ジムを気軽に体験してみたい」「できるだけ費用を抑えて運動したい」と考えている人にはうってつけです。営業時間が比較的長いため、「忙しくて、夜間にしかトレーニングの時間が作れない」という人にも向いています。

特に、筋肉トレーニングの知識があって自分でプランを考えられる人やグループレッスンをリーズナブルに楽しみたい人にオススメです。

スポーツクラブなどの総合ジム

会員制ジム

総合ジムとは、各種トレーニングマシンやフリーウェイトエリア、スタジオやプール、大浴場など複数の設備を持つジムを指します。スポーツクラブやフィットネスクラブとも呼ばれ、基本的に会員制です。大きくフィットネスジムと24時間営業のトレーニングジムに分類できます。

会員制ジムの平均相場は?

会員制ジムの主な費用は、入会金(登録料)と月会費です。

「家族で利用したい」「土日だけ利用したい」などのニーズに合わせた幅広い料金プランが用意されているケースが多く、年会費がかからない場合もあります。一般的なフィットネスジムの月会費は、6,000~1万5,000円程度です。

一方、24時間営業のトレーニングジムは、比較的小規模でシャワーしかない施設も少なくありません。平均相場も6,000~9,000円台とリーズナブルです。

会員制ジムのメリットは?

会員制ジムのメリットは、自分のニーズに合わせた利用がしやすいことです。最新の器具が使えることや豪華な施設で気分転換ができることもメリットとして挙げられます。「運動はしないで大浴場やサウナだけを使う」といった使い方ができるのは、会員制ジムの特徴です。

会員制ジムは店舗ごとの差が大きいため、無料体験などを利用して自分に合ったジムを探しましょう。マンツーマンの指導を希望すると、パーソナルトレーナーをつけるための費用が別途かかるケースが一般的です。

会員制ジムのデメリットは?

会員制ジムのデメリットは、通わなくても毎月費用が発生することです。自分の都合に合わせやすい一方で強制力もないため、各人のモチベーションが問われます。「きちんと通えるかどうか不安だ」という人は、通えなかった分を翌月に繰り越せるジムを選ぶのも1つの方法です。

専門的な指導を受けたい人にとっては費用がかさみやすいこともデメリットです。マンツーマンのサポートを希望する場合は、パーソナルトレーニングジムもあわせて検討しましょう。

こんな人にオススメ!

会員制ジムは、ライフスタイルに合わせながらジムを自由に利用したい人にオススメです。ここでは、大手の会員制ジムを紹介します。

「コナミスポーツクラブ」と「セントラルスポーツ」は、どちらも老舗の総合ジムで店舗数が多く、各種トレーニングエリアはもちろんプールやスパなどの設備も充実しています。

「ティップネス」や「OASIS(オアシス)」、「RENAISSANCE(ルネサンス)」では、アプリや体の成分分析などを活用した最先端のプログラムが利用できます。

トレーニングマシンが豊富な「GOLD’S GYM(ゴールドジム)」や、スタジオ系プログラムが豊富な「スポーツクラブNAS」もオススメです。「メガロス」では人気の暗闇フィットネスが体験できます。

マシンに特化している特化ジム

特化ジム

特化ジムとは、施設内に設置されたトレーニングマシンやトレーニング器具を会員が自由に使えるタイプのジムです。24時間365日の利用が可能で、全国の店舗が使えるプランも用意されています。場所や時間を問わず自分で自由にトレーニングがしたい人には、特化ジムが向いています。

特化ジムは通常セキュリティキーやセキュリティカードを持つ会員のみが入場できる仕組みです。日中はスタッフが常駐していますが、夜間は不在になります。基本的に個別指導には対応していません。

特化ジムの平均相場は?

特化ジムの主な費用は、初期費用と月会費です。

月会費の平均相場は7,000~1万円前後で、1つの店舗のみを利用するプランと全国の店舗が利用できるプランが選べる場合があります。

同じジムでも店舗によって月会費が異なるケースがあるため、自分が利用する店舗の情報をしっかり確認しましょう。

入会時にかかる初期費用は5000円程度で、セキュリティキー発行手数料や登録手数料が含まれます。

特化ジムのメリットは?

特化ジムのメリットは、リーズナブルな料金で24時間365日いつでもジムが使えることです。深夜や早朝にしか時間が取れない人も、自分の都合に合わせながらトレーニングに励めます。

ジムの公式サイトなどに掲載された動画をあらかじめ視聴しておけば、初心者でもマシンの使い方に迷うことはありません。店舗によってマシンの数や雰囲気が違うため、あらかじめ見学してから自分に合ったジムに入会することをオススメします。

特化ジムのデメリットは?

特化ジムのデメリットは、時間帯によってスタッフがいない無人経営の状態になることです。基本的に会員のみが入室可能で防犯カメラなどのセキュリティシステムは導入されていますが、会員同士でトラブルになるおそれも皆無ではありません。

個人的な指導が受けられず、トレーニングプランを自分で用意する必要があることも初心者にとってはデメリットです。基礎知識がない状態でトレーニングをしても、十分な効果が得られない可能性があります。

こんな人にオススメ!

特化ジムは、トレーニングに関する基礎知識が身についている人で、時間と場所を問わずにトレーニングに励みたい人にオススメです。代表的な特化ジムを以下で紹介します。

「エニタイムフィットネス」はアメリカに本拠地を置く世界規模の特化ジムで、日本国内のみならず世界中の店舗が利用できます。

「JOY FIT24」はスポーツクラブ「JOY FIT(ジョイフィット)」が運営する特化ジムで、「FASTGYM24」は総合ジム「ティップネス」の特化ジムです。どちらも国内に数多くの店舗を持ちます。

「Fit&GO」は、大手コンビニエンスストアFamilyMartの特化ジムです。FamilyMartの2階にジムスペースが設けられているため、買い物のついでに運動がしたい人に向いています。

フィットネスジム・スタジオ

フィットネスジム・スタジオ

フィットネスジム・スタジオとはスタジオに特化したジムのことで、基本的にトレーニングマシンは設置されていません。1人のインストラクターの指導を複数の利用者が同時に受けるスタイルから、グループレッスンと呼ばれることもあります。

スタジオプログラムは非常に種類が多く、ダンス系や筋トレ系、ヨガやピラティス、格闘技系やプール系などがあります。メンバー同士の交流が盛んで、連帯意識が生まれやすい点が大きな特徴です。

フィットネスジム・スタジオの平均相場は?

フィットネスジム・スタジオの利用料金は総合ジムに準じ、平均相場は6,000~1万5,000円程度です。月会費制を採用しているケースが一般的ですが、1回の利用ごとに料金を支払うプランや回数券が利用できる場合もあります。

スタジオの分野では多様化が進んでおり、新しいサービスも次々に登場しています。ジムや店舗ごとの差が比較的大きいため、利用にあたっては契約内容をしっかり確認することが大切です。

フィットネスジム・スタジオのメリットは?

フィットネスジム・スタジオのメリットは、大勢で楽しく運動できることです。1人で運動するよりも集中力やモチベーションがアップしやすく、気分転換にも役立ちます。

出会いがあって仲間ができやすいことはフィットネスジム・スタジオならではの魅力です。インストラクター個人にあこがれや魅力を感じて、それがモチベーションになることも珍しくありません。スタジオ通いが生活の一部になれば、ダイエットなどの目標を達成しやすくなります。

プログラムの種類が豊富で、自分に合ったコンテンツが選びやすい点も大きなメリットです。なかでも、誰でも手軽に取り組めて短時間での効果が期待できる新感覚型ジムの人気が高まっています。

フィットネスジム・スタジオのデメリットは?

フィットネスジム・スタジオのデメリットは、マンツーマン指導に対応していないことです。専属担当者による一対一でのサポートを望む人には向いていません。

利用者同士でグループができることも多いため、初めは「入りにくい」と感じてしまうこともあります。「交流は最低限にして、トレーニングそのものに集中したい」という人は、あらかじめジムや利用者の雰囲気をチェックしておくほうが安心です。

こんな人にオススメ!

フィットネスジム・スタジオは、楽しく大勢で運動したい人や集団の一体感・連帯感を感じたい人に向いていますここでは、新感覚型ジムを中心に紹介します。

新感覚型ジムのうち、暗闇系とは真っ暗なスタジオで大音量の音楽に合わせてエクササイズをするものです。EMS系は、電極を配置した特殊なボディースーツを着用してトレーニングをするジャンルです。

代表的な暗闇系にはバイクを使う「FEELCYCLE(フィールサイクル)」やボクササイズの「b-monster(ビーモンスター)」、サーキットトレーニングの「PLAYGROUND(プレイググラウンド)」があります。

EMS系では「Evolv(エヴォルヴ)」や「X BODY Lab」、「visiongym」が有名です。「CrossFit(クロスフィット)」はハードなトレーニングで自分を追い込みたい人に適しています。

パーソナルトレーニングジム

パーソナルトレーニング

パーソナルトレーニングジムは、個別指導に特化したジムです。専属トレーナーによって各人のニーズに合わせたトレーニングプランが作られ、マンツーマンのサポートが受けられます。食事管理の指導が受けられるジムも少なくありません。

平均相場は、2カ月16回で23万円程度と高額です。

確実な成果が期待できて必要な知識やスキルが身につくことを考慮すると、エステよりもコスパは良好です。

ダイエットやボディーメイクの目標を短期間に達成したい人にオススメします。

日本最大級の優良パーソナルジム情報サイト「みんなのパーソナルトレーニングはこちら!

ジムへ通うなら通い続けやすいジムを選ぶこと

ジム選びでもっとも重要なポイントは通いやすいジムを選ぶことです。

トレーニングジムには多くの種類があり、それぞれで特徴が異なります。ジムの利用を検討している人は、最初に目的を明確にしておきましょう。そして自分の目的に合ったジムのなかで、もっとも通いやすく続けやすい場所を選ぶことをオススメします。

インストラクターやトレーナーとの相性や自宅からの距離、料金や施設の雰囲気も重要で、オンライン利用が可能なジムも増えています。見学や無料体験などを上手に活用して、自分に合ったジムを探していきましょう。

監修 パーソナルトレーナー

NSCA認定トレーナー 小林広和 コメント

人それぞれ、値段や場所など重視していることが異なるかと思いますが、大切なのは第一印象かと思います。店舗の印象や担当したトレーナーの印象が良くなければ内容がどんなに良くてもそのジムを選ばなくなってしまうのではないでしょうか。

自分の重視しているところを踏まえてトレーナーとのフィーリングも気にしてみてくださいね!

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■監修者プロフィール

・監修者 : アウトライン代表 小林広和

・保有資格 : NSCA認定トレーナー

トレーニング歴20年、指導歴13年。自らも格闘技の世界で肉体改造と減量を繰り返し、短期間で10キロの減量は当たり前。経験も豊富で大手プライベートジムでは1年目にしてトレーナーオブザイヤーMVPに輝く。豊かな経験でどんなお客様への対応も可能とし、すべてフルオーダーメイドでメニューを提供することが可能。

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